本日梅雨明けを迎えた新潟より、しすたです。
もう8月だっていうのにやっとの梅雨明けコール、しかしまだパラついていたり。
夏といえど、天候の変化による体調管理には気をつけたいものですね。
ということで、先日の予告通り、灼熱の東京はシアタークリエで2013年版の宝塚BOYSを観てまいりました。
会場には大きなポスターが。
実に元気なBOYS達と、更に深みを増した山路さん、初風さんのお芝居にため息。
しかし、BOYSが元気であればあるほど、最後に彼らが直面する現実とのギャップに、涙が止まりませんでした。
実際に宝塚にあったという男子部、これは戦後のお話。
敗戦国である日本が復興していく中に絶対に必要だったエンターテインメント、しかし、宝塚には男子は必要ないとの声もちらほらと耳に入ってくる。
しかし戦争から帰ったBOYS達は、エンターテインメントに残された命をかけようと真剣そのもの。
それぞれに抱えている事情、想いを秘めながらの大劇場の舞台に立つ日を夢見て慣れないレッスンを続ける。
その微笑ましい姿に、客席では何度も笑いが起こるけれども、楽しい日々は長くは続かない。
戦後の混乱した時代を行きた人達の生き様、として観劇するのもひとつの見方、ですね。
個人的には、吉沢さん演じる上原金蔵(男子部結成を直訴した張本人)のがむしゃらさやひたむきな姿、中河内さん演じる星野のダンスの上手さと優しいガラの悪さ、良知さん演じる竹内の歌の上手さなどなど、見どころ満載でございました。
そして何と言っても、要所要所を締める山路さんの低い声のカッコ良いこと!
BOYS達をかわいがっているのがわかる初風さんの優しさ!
どのシーンも、見逃せません。
100周年を迎えるということでいろんな話題に事欠かない宝塚歌劇団ですが、男子部があった、という実話をぜひ、この機会に知っていただきたいと思うのでございます。
ちなみに新潟公演のこの日は、紅一点、初風さんのお誕生日だそうです。
なんだか盛り上がりそうな予感がします。
いろいろ取材もさせていただき、この後、新潟日報さんに記事が掲載されたり、8/5にはTeNYさんの夕方ワイド新潟一番でBOYSからのメッセージもOAされる予定です。
ぜひこちらもCHECKしてみてくださいませ。
この土日は、本体である宝塚歌劇団 宙組の上越・新潟公演で「宝塚BOYS」のチケットを販売しておりましたが、さすがに実に多くのお客様が足を止めてくださいました。
やはり、実際に宝塚であったお話ということで、お買い求めいただいたり、興味を持っていただいた様子です。
宝塚のステージ、少し拝見させていただきましたが、目も眩むような、まぶしく華やかな世界でした。
BOYS達も、このステージに立ちたかっただろうなぁ、と。
新潟公演はいよいよ9月。
皆様のご来場、お待ちしております。